【番 付】
長者番付が発表されたが、社台の照哉さんが全国で9位。弟の勝己さんが19位にランクイン。共に前年度よりもランクアップ。
景気の波に影響されて停滞と言われ続けた競馬界も蓋を開ければそうでもない。だが実際、頭数が減った馬主さんや、巨額の借金を抱えて倒産した牧場なども多く、事実、深刻なことは深刻。
金の流れが一定になってしまったのが原因でもあるが、日本経済と同様、貧富の差がモロに出始めたということか。
しかしながら社台は殿様ぶってるわけでもなく、業界の発展と潤いに対する情熱と、全体を考えている器の大きさが政治家とは違うところ。独占に見えてもちゃんと素材は分配しているし、柔軟な対応をしている。社台で競馬界は衰退したと皮肉る人もいるが、社台の努力で競馬界の基盤ができたと言っても過言ではない。
ともあれ中小団体にもがんばっていただきたいが、それには努力だけではなく、さまざまな状況や、先物のようにお金でお金を買う世界だからこそ、景気というものが大きく作用してくるが、その為にも郵政民営化よりも、中央競馬会民営化にしたほうが日本のためと本気で神嶋は思っております。
神嶋
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