【オッズ】
選挙に対する注目度がココ何年かでかなり高いようです。投票率とか議席数とか聞くと、どうしてもオッズ比較してしまいたくなるのは職業病でしょうか。
2005年度 政権争奪杯単勝オッズ
小泉 2.4倍
岡田 77.9倍
その他 万馬券
ブックメーカであればどういったオッズになるんでしょう。むしろ議席数の方が対象になりやすいのでしょうか。どちらにしろ日本では違法賭博なので想像の世界でしかありませんが。
年配の方々や組織票を保有している団体では小泉さんは支持はそれほど高くないようです。それがあってか自民優勢とは聞くものの自民圧勝とまでは聞きません。
しかしながら、小泉さんが政権を取った時は田中真紀子議員のブームも手伝って、無党派や浮遊層の有権者の支持を集めたからだと聞きます。今回投票率が上がるということは今まで投票しなかった有権者=若者が投票するからだと神嶋は読んでいます。つまりあの時の再現だと。
若者が参加してくるとどうなるか。言葉は悪いですが真剣に未来の日本を考えた一票よりも、面白半分で今回の選挙に興味を持った一票が多くなります。
そうなると、インパクトのある小泉さんに票が入るでしょう。そして必然的に自民にも票が入るでしょう。
さらには年金問題を最大の政策として打ち出している対抗馬筆頭の民主党ですが、『若者は将来年金がもらえるか不安だ』とアツク語っています。
しかし、残念ながら若者はそんな不安は抱いていません。フリーター層が増え→収入の不安定者や社会保険未加入者も増え→その結果年金未払いが増え→現在の高齢者に対しての年金分配が苦しくなり、このまま行くと将来は・・・みたいな流れにしていますが、今を一生懸命生きてる若者は30年40年先の自分の将来よりも半年後のボーナス、一年後の昇進の方が大事なのです。
見ず知らずの人生の先輩の世話をこの税金でしなくてはいけない。と考える年金の抜本的な思想からして崩れ始め、義務としながらも人生が狂うような制裁も与えられない現在では未払いも増えてきます。もらえるか不安だから収めないのではないのです。将来年金をもらうために先行投資をすることよりも、今投資すべきことが若者にはあるのです。
なので、年金を打ち出している民主党に新たな一票が投じられる可能性は低く、世論調査で自民優勢なら(そういう調査にこういう若者層の数字はほぼ加算されていない)それこそ小泉圧勝と神嶋は見ています。私の見解なので、批判や反論もあるでしょうが、イギリスではこんな格言があります。
『10人が10人同じ意見であったら、競馬は成り立たない』
これがオッズの根底ですね。
久々のコラムで全く競馬の話をしていませんが、今週から阪神開催が始まります。阪神に限らず、これからの時期、札幌からの戻り組に注目してください。さまざまな理由はありますが、迷ったら札幌戻り組に頼ると的中率がアップするはずです。
今年はSSラストクロップの影響なのか、例年よりも2歳戦に異変があるのですが、それは秋の王道デビューに夢が例年以上に膨らんでいるからです。その頃にはハッキリ理由がわかるでしょう。
ただし、札幌組はレベルが高い。この格言に今年も異変は無いようです。
神嶋
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