【恩返し】


なんと言ってもシーザリオ。負けて強の桜花賞、鞍上には馬に勝たせてもらったと言わせたオークス。
馬っぷりは男馬のよう。東京マイスターのスペシャルウィークの子であり、ドラマ性も感じる。
昨年のダンスインザムードの二着もあり、現地で日本馬を軽視していたわけでは無いようだ。その状況での優勝だけに価値がある。
アメリカではBコーナーひとまくり、直線そのまま押し切るといレースが最も強いとされている。クロフネのJCDのようなレースイメージか。
今回のシーザリオもアメリカ人が最も興奮する勝ち方だった。レコードのオマケ付きで。
アメリカで絶大な人気を誇ったイージーゴーアーのライバルだったのがサンデーサイレンス。その子が去年二着、その孫が優勝したのだから感慨深い。故吉田氏に対しても、サンデーの母国アメリカに対しても素敵な恩返しであった。ディープインパクトとシーザリオ。秋が本当に楽しみだ。

神嶋


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